弊社は日々クライアント様やユーザーの方々から、様々な商品やサービスをお預かりしており、その財産を守るためには、時として非常時におけるとっさの判断を迫られる場合があります。
　今回はそうした中で、非常時の緊急対応によりクライアント様の財産を守りぬいた事例をご紹介いたします。弊社では、東急ストア店舗における深夜オペレーション業務を受託しております。先日ある店舗において、建物点検のための計画停電の連絡が弊社に伝わらず、弊社現場責任者であるナイト副店長が、作業のため来店した工事業者の方から停電の事実を知る、という事態が発生いたしました。ナイト副店長は突然の事態にも動じることなく、速やかに自らの判断で以下の対応を実行いたしました。

1．店舗の売り上げデータの保全を図るため、レジのシステム会社に遠隔操作を依頼する一方、店舗のセキュリティー確保のため機械警備会社に連絡を取り対応しました。
2．停電のため一時閉店する旨と、営業再開時間を記載した告知POPを作成し、店舗入口に掲示しました。
3．商品の品質保持のため、冷凍・冷蔵各ケースにドライアイス・氷を配置しました。
4．停電終了後の営業再開時には、電子ラベル等の売価を再確認し、支障なくお客様をお迎えいたしました。

　以上、長年の実務経験に裏打ちされた迅速かつ適切な対応により、店舗運営に混乱をきたすことなく対処し、クライアント様より「深夜時間帯を預かる責任者としての責務を十二分に果された」との感謝のお言葉を頂きました。
　私たちは日々の業務レベル向上はもちろんのこと、こうした緊急時にも適切な処置をとり、クライアント様やユーザーの品質と安全を守れるよう、研修やＯＪＴを通して必要な知識や技能の習得に努めております。その他にも、ＡＥＤを始めとした業務に役立つ資格の取得を、会社を挙げて積極的に推進しております。